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貧困って? [ニュースネタ]

子供の貧困問題を取り上げたNHKニュースで登場した女子高生に対するバッシングが今も続いているようです。


この番組は子供の貧困の深刻さを紹介するコーナーで進学を断念せざるを得ない状況に追い込まれた女子高生にスポットを当てました。


部屋に冷房がなかったり、パソコンの授業の為にキーボードだけ買ってもらって練習したことなど、その暮らしぶりが紹介されました。


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しかしその放送直後から「部屋にアニメグッズがある」、「1000円のランチを食べていた」、「映画を見に行っていた」など、「NHKが貧困をねつ造したのでは?」と炎上したのです。


情報が色々錯綜していて、この女子高生が貧困状態にあるのか否かはよくわかりません。


しかし改めて貧困と言うものについて考えさせられました。貧困ってどういうことなのでしょう?


確かにあまり深くは考えたこともなく、貧困=貧しい、食べたいものが食べられない。買いたいものが買えない。進学ができないなどなどイメージ的なものは確かにあります。


貧困には2種類あるのですね。


「相対的貧困」と「絶対的貧困」。


相対的貧困とは世帯の平均収入の50%以下の家庭のことを言うそうです。

●1人世帯年収:122万円以下
●2人世帯年収:173万円以下
●3人世帯年収:211万円以下
●4人世帯年収:244万円以下

上記は子どもを含めた家族の人数で考えているようです。


日本の国民生活基礎調査によると、4人世帯のちょうど真ん中の年収は448万円なので224万円前後が相対的貧困家庭となるわけです。


一方、絶対的貧困は衣食住の確保が難しく普通に生活するのが困難で生死に関わる家庭のことを言います。


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今まで貧困と言うとこの「絶対的貧困」をイメージしていました。


おそらく多くの人がそうであろうと思います。


それはこの女子高生への批判が「貧困状態にあるのにランチや映画など楽しめるはずがない」、「エアコンがある部屋に住めるはずがない」というような部分に批判が集中していることからもわかります。


衣食住の確保が難しく普通に生活するのが困難で生死に関わる家庭以外にも相対的貧困と言う概念があるのなら、この女子高生を「1000円のランチを食べているのだから貧困のはずがない」、「アニメグッズを買えるはずがない」、「部屋にエアコンがあるはずがない」という批判はおかしな話ですね。これこそが貧困を絶対的貧困と見ているいい証です。


世帯の平均収入の50%以下の家庭を相対的貧困と言うならば、普通の家庭の中にも実は周りからはわからない「見えない貧困家庭」があるわけです。


少し前のデータになりますが、2012年に厚生労働省から「子どもの相対的貧困率」が発表されましたが、その数字は16.3%で、18歳未満の子どもの6人に1人が貧困であるとの結果が出ています。


30人のクラスに貧困の子が約5人いるということになりますから、結構な人数ですね。


お金の価値観は人によって大きく異なります。使い処も異なります。


お世辞にも良いアパートとは言えないような場所に住み、車はベンツを乗っている人、住まいにはお金はかけたくないが、食生活にはお金は惜しまないと言う人もいるでしょう。


少ない年収ながらも人それぞれ、家庭それぞれの価値観に則りお金を使っているのですから、持ち物や行動一つをつかまえて、貧困ではないとは言えませんね。


しかし一方では、本来働くことができるのに、国の税金である生活保護費を受給し、遊び呆けている人もいます。そういう実例があるがために貧困に対して過敏になっている部分もあるかもしれませんね。


しかし今の時代、誰もがある日突然に貧困に陥る可能性があります。


突然のリストラ、突然の病、介護問題、保証金詐欺、等など


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今回の女子高生へのバッシング、いつ自分自身に向かって牙をむいてくるかわかりません。



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タグ:貧困 女子
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